プラモデル化されて今、話題のデコトラの名車、華麗丸さん。
今月号のトラック魂Vol.41の、トラッカー24時にも登場しました。
取材中に、華麗丸のプラモデルと、華麗丸の実物を見比べていて気づいてしまったんです!
あれ?プラモデルと実物とで、微妙に違う部分があるなぁと。。。。
まさか、アオシマ文化教材さん、設計図描くのをミスったのかなぁ?と思いw
同行していた我が編集部きっての博学な竹野編集部員に聞いてみた所、
次のように回答してくれました。
「それは、わざと違う部分があるんですよ。というのも、
華麗丸は、バリューデコトラのエクストラというシリーズなんだけど、
そもそもアオシマのトラックのシリーズには、
- ヘビーフレイト
- 元祖デコトラ
- アートトラック
- トラック野郎
- バリューデコトラ
という5つのシリーズがあって、ヘビーフレイト、元祖デコトラ、アートトラック、トラック野郎というシリーズは、実在するトラックを忠実にモデル化したもので、そのために、金額が少々お高くもなっている。
そして、バリューデコトラというのは言うなれば、空想のデコトラのもので、そのために、パーツの金型なんかも、上記のシリーズのものをうまく流用したりすることで、金額も抑えて、より買いやすくなっているんです。
今回の華麗丸さんのプラモデルは、本来であれば、実車のモデルがあるものだから、上記の実写化したプラモデルのシリーズの、そのなかでも、「アートトラック」のカテゴリーに入るべきものだけど、おそらく、華麗丸さんは人気もあるし、より多くの人が手に入れやすくなるようにというアオシマさんの配慮で、値段を押さえるために、実車の再現よりも既存の金型の流用を優先したものであるから、本来であれば、実車を忠実に再現した、成田商事の大虎丸、丸美グループ初代渡月丸、椎名急送由加丸3番、永遠の初代渡月丸、押田運送二代目角文観光といった「アートトラック」のシリーズに入れるべきプラモデルなんだけども、細部の再現が微妙になされていない廉価版であるから、バリューデコトラとしているんだけども、でも、バリューデコトラの他のプラモデルみたいに、まるっきりの空想の産物ではなく、細部の忠実な再現はしていないけども、あくまでも実車をモデル化したものですよということを主張するために、バリューデコトラという言葉に、「エクストラ」という言葉をプラスしてあるんです。」
と、博学な竹野編集部員が懇切丁寧に教えてくれましたw
たしかに、「アートトラック」シリーズだと、値段は9,800円なんですが、「バリューデコトラ」シリーズだと、6,800円と、3000円もお値段が安いんですね!
ちなみに私が小さい頃は、1000円くらいのデコトラプラモデルを作っていました。それでも高いなぁと思っていたんですがw
まぁ、それはどうでもいいんですが、なるほど、バリューデコトラエクストラシリーズの華麗丸さんをプラモデルで作る人は、もしかしたら、こだわる人は、忠実にモデル化されていない細部も、実車と同じように改造したい人が居るんではないか?と思いまして、その人のために、プラモデルを作る際に、参考になればと思い、取材の合間に、バチバチと細部も写真を撮りました。
華麗丸のオーナーである田幸さんに聞いた所、プラモデル化された時点から、さらに実車では手を加えた所、改造を施したところもあるそうです。
ちなみに華麗丸の田幸さんは、けっこういろいろなところを自作しているそうですよ。
実車の華麗丸の飾りがオーナーさんによって自作されているんであれば、
プラモデルで自作できないわけがないというわけで、プラモデルの華麗丸を作る方は、
この写真を参考に、より実車に忠実な作品づくりにチャレンジしてください。
なお、当編集部はプラモデルの改造の失敗・破損などに関しては一切責任を負いませんのでw
デコトラ:シンヨー急送「華麗丸」のプラモデルを作る人のための実車参考写真集 – https://t.co/s2DHmHsKJ9 #編集記 https://t.co/q97pZGvnVN
これ、FR66かなあ
それはわかりませんが、平成三年式スーパードルフィンです
日野、ドルフィン、懐かしいです!
当時、噴射ポンプの、フーインを、切り、良く走りました。
上り坂なんか、びくともせず、
だけどこの型はリミッターがないから早く走るんですよね?w