仕事車礼賛

【仕事車礼賛】都会の港市場に似合う悔しいほど地味すぎる名前なき仕事車ふそうファイター

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ギンギンぎらぎらと、青色発光ダイオードLED照明が眩しいものの、ぱっと見地味なこトラック。

アンドンにもまだ名前は入っていないし、荷台には絵はもちろん、運送会社なんかの名前も書いていない。

ステッカー一枚も貼っていない。

でも、そこの旦那、よく見てみてよ、このトラック。

ピカピカ眩しいキャデラックバンパーに、どんと突き出たミラーステー。そしてお屋根にロングホーン。

 

これはこれはもしかして、これからドドンとバシッとはでにしていくのでしょうか?

それとも、飾り禁止だけど、ギリギリ地味に飾っているのでしょうか?

それは私にわからない。運転手に聞かなきゃわからないけど、運転手がわからなかったから今じゃもう、その理由を知ることができない。

そんな、悲しいストーリーも、この都会の港市場には、よくある一コマさ。

もし、あなたが闇夜をかける、眩しい青色LEDの地味ながらも飾ってるトラックを見つけたならば、運転手さんにその理由を聞いてくれ。

そして、私に教えて欲しい、本当のことを。

それを聞いた時こそ、この写真の撮影が終了したことになる。

そう、この写真は、まだ撮り途中。

この仕事車礼賛は、私が素敵な仕事車を見つけるだけじゃない。

その素晴らしさがあなたに伝わって、初めて完成する、共同作品。

【仕事車礼賛】都会の港市場に似合う悔しいほど地味すぎる名前なき仕事車ふそうファイター 1

 

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