【仕事車礼賛】田中興業の街道華さんの現役仕事車ながらの堂々たるフルアート作品

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キャデラックバンパーに、ミラーステー。バイザー、バスロケットにはしご。

デコトラのパーツを全て身にまといつつも、仕事をこなすその堂々たる風格は、

見た瞬間、その場にひれ伏したくなるような、そんな存在感でした。

バイザーもミラーステーも思い切って、かなり前に突き出たものを装着しつつも、

バンパーも飾りつつも控えめな出っ張り具合が、仕事車としての実用性と飾りの

ぎりぎりの選択をした、そんな厳しい仕事の男のこだわりを感じます。

そして、ぱっと見ると、派手な飾りに目を奪われるものの、配色やペイントは

濃紺を基調とした、どこか控えめな感じが、その飾りの派手さとなんともいえぬコントラストを生んでいます。

かと思ったら、後ろにロック界のスーパースター、矢沢永吉の絵が。

そう、一見すると、地味そうに見えたこのペイントは、実は、この後ろの矢沢永吉の絵を際立たせる舞台装置だったのでしょう。

ちなみに車種は、ふそうのファイター。僕も写真のファイターです。

ああ、田中興業の街道華さん、お目にかかれて光栄でした。こんな仕事車がいてくれるから、僕も頑張れる。生きる喜びがある。

今日もどこかの市場で、頑張ってください。