【仕事車礼賛】夜桜丸船団 海峡 日野レンジャーの白いダンプ信号待ちの瞬間に

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どうしようかと迷ったけれど、やっぱり、行こうか、やめようか。

目の前、白い流星のようなダンプが横切った。

思わず、後ろを追っかけて、赤信号で止まったよ。

青になったら、また走る、どこに行くのかわからない。

かといって、どこまでもついていく事もできず、撮るなら、信号待ちの今しかない。

でも、信号待ちしている時に、写真を撮るなんて、非常識。

そもそも、運転手さんが、迷惑がるだろう。

運転手さんに迷惑を、かけたらカメラマン失格だ。

かっこいいダンプだけど、泣く泣く、撮るのを諦めようと思ったけれど、

撮りたい気持ちが抑えきれず、気が付いたら、赤信号で停車中の運転手さんに、

写真を撮らさせてと頼んでた。

忘れもしない、運転手さんの、困ったような驚いたような顔。

でも、撮っていいと合図をくれたんで、

素早くカメラを構えて、パシャパシャと、写真を撮らせてもらったよ。

その場では、信号待ちだったから、じっくり見ることできなかったけれど、

家に帰って写真を見ると、これまたほんとに立派なダンプ！

こんな立派なダンプカー、行くとこ、どこであろうと後つけて、

最終地点で、ゆっくりした時に、じっくり写真を撮りたかった。

でも、それがかなわぬのが、仕事車の定め。

一期一会の一発勝負。再びどこで会えるかわからない。

撮るなら、今、その瞬間しか、ありません。

なぜなら、仕事車は忙しい。

バカな私を相手にしている暇はない。

夜桜丸船団の海峡さん、バカな私に写真を撮らせてくれて、本当に有難う。